ネタばれ有【激情のワルキューレ感想】主にハヤフレとメサカナの話

 

2/11に観てきました。

劇場特典の色紙は水着マキマキ。

マキマキのふわふわボディ最高にきゃわわ〜だよ!!!

f:id:bombco:20180213174700j:plain

 

始まる前に友達と「泣くかなぁ?(笑)」とか言って私はハンカチを出さなかったのですが、それは間違いだった。

《サマリー》

・ハヤフレが足りない!!!!

・メッサーの扱い

・カナメさんのこと好きになっちゃった

・その他

※以下ネタバレ感想です!(出てくるセリフは全部うろ覚えです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ハヤフレが足りない!!!!

  足りなかった!!!でも何よりも最高だったことがある。「もし違う出会い方だとしてもふたりは恋に落ちる」という答えが公式から出たこと。最高。どんな劇場版を作ってもハヤテとフレイアが結ばれる結末は変わらないだろうけれども、アニメとは別の出会い方を描いてくれたことで、パラレルワールドでも想い合うふたりを観れたことが嬉しい。出会い方を変えたのは尺を縮めるためかもしれませんけど、関係ありません。

  映画の前半は「尊いという感情で人ってこんなに涙が出るんだな」ってくらい泣きました。ラグナの夜空をふたりでルンピカ飛行するシーンGod Bless Youで。アラジンのA Whole New Worldみたいなロマンチック大爆発シーンでしたね……。

  映画の後半。アニメ最終回で裸のハヤテが「好きだ!!」って告白するシーンはクサイなぁと思ってたので、映画での、自我を失いそうになりながらも「フレイア……」「ハヤテ……」とお互いの名前を呼び合い、少しずつ意識を取り戻していくというシーンはとても良かったです。フレイアが掠れる声で歌う「ピカッとルンが光れば」に続く歌詞は「私は〜恋に落ちるの〜」なので、遠まわしに告白してるんだよね。最高。でもハヤテの「うぉう……うぉ……うぉうぉ……うぉ……」は笑いました。そこは「フレイアの……歌……?」とかで良かったんちゃうか。

  そして、歌を届けるためにフレイアが空にダイブするシーンの盛り上がり!!!フレイアの後に続くワルキューレ!!!マクロスΔはここが良い。ただ守られながら歌うのではなく、自分も命懸けで空を飛んじゃう(フレイアの)想いの強さが好き。

  最後が物足りなかったかな……アニメの「ずっと一緒だ」「……覚悟するんよ?」からの「愛の  キスで  最果てへリンク」が大好きすぎるので……分かるでしょ……?このラストがなくなり、劇場版のラストシーンがくらげ送りになったことで、メサカナが印象に残る終わり方になっていたかもしれません……。

  しかし、くらげ送りのシーンでの終わり方もそれはそれで好きです。というか、控えめなハヤフレ描写だったからこそ、強調されるものがあった。具体的には、アニメとはフレイアの心情が異なっていることと、ハヤテのフレイアへの想いを、たった一瞬の画で描いたのが素晴らしかったです。映画の時間軸では、くらげ送りの時にメッサーのことを想いながら、フレイアはきっと自分の寿命のことも考えずにはいられなかったはずなんです。だから、ハヤテはあそこで結晶化したフレイアの手を握る。無言だけれど、そこには「ずっと一緒だ」という、アニメ最終回のセリフと同じ想いが表現されていました。美しく叙情的な愛の描写は最高でした。映画最高。

裸ハヤテが「好きだ!」って告白するシーンがなくなったこともそうですが、劇場版はセリフでキャラクターの心情を説明せず、画だけで表現しているのが素晴らしいですね。

・メッサーの扱い

  アニメ版でのメッサーの死は、ハヤテに“命懸けで守る”ことの本当の意味を教えた重要な死ではあったけども、なかなか呆気ないケチャップ死だったので、映画の変更点はとても良かったと思います。でもね……辛かった……。

  「貴方の歌は、俺の命です」「歌い続けてくれ、カナメさん……!」というメッサーの言葉の後にカナメが歌うAXIAはいろんな想いが渦巻いて涙が止まりませんでした。

羽根よりも命が軽くなる世界”で、“君(カナメ)は私(メッサー)の生きる意味”なのである(号泣)。

  「歌は命!」という言葉通りメッサーは命を懸けてカナメを守るんですが、カナメも戦場の中、メッサーのヴァール化を食い止めるために命懸けで歌い続ける。

「躱しただと?!」

から息止まってた~~!ミシェルルート(マクロスF劇場版)来るか??!!と期待したよね〜!くっそー!でもカナメを守りきり、カナメの腕の中で眠ることが出来て、本当に良かった。

“貴方の歌は、俺の命”なので、カナメの歌がある限り、メッサーの命も永遠だ。だって、カナメが歌う時、カナメの心の中には必ずメッサーがいるから。命を懸けて守ったものには、その人の魂が宿る。 映画のラストはGiraffe Blues で、完全にメサカナエンドでしたね。

 

・カナメさんのこと好きになっちゃった

  夜空に向かって手を伸ばしたカナメさんの歌い出し:「伸ばした指を 掠めるほどに」が劇場にアカペラで響いて心が震えました。回想シーンの尺長かったけど、全てはこの歌で感動するため。

  ワルキューレが捕まった後、カナメとレイレイとフレイアの3人が脱走しようとする時かな?それかロイドの前に引き出された時か忘れちゃったけど、咄嗟にフレイアとレイレイを背中に庇って腕を広げたカナメがめちゃくちゃかっこよかった。最高のリーダー。

 

・その他

  ガタイがいいマキマキと華奢なレイレイが対照的に作画されていた気がする。最高。

  前半マキナが爆発からレイレイを守るシーンと、後半にレイレイがマキナを助けに病室に飛び込むシーンも対照的で良い。

  最初はワルキューレが好きじゃなくて、美雲の歌を聴いて初めて心に音楽がチクチク刺さったレイレイが、美雲に向かって「美雲はひとりじゃない!」と叫ぶところ胸熱。

 

 

以上。ハヤフレっていいな……。